【生成AI】ChatGPTやClaudeは本当にデータを学習している?知っておきたい”情報の行き先”の話
こんにちは。Seeknet USAの吉田です。
最近のSeektentimesではAIについてよくピックアップしていますが、なんと今回は!またまたAIのお話です。
AIツール導入で効率化を図ることはとても魅力的なことですが、その反面、多くの方々がAIの信頼性に不安を抱いていることも事実です。AIについてお問い合わせをいただく中で、
「Anthropic社やOpen AI社に大事な情報が渡っているのでは?」
「AIの学習に使われたり、悪用されるのでは?」
「情報を使われない保証はあるの?」
など、セキュリティ面に不安点が残るご意見を多くいただきます。
そこで今回は「AIに情報を渡さない方法」ではなく、「どこに情報を渡すのか」にフォーカスしていきたいと思います。
Anthropic・Open AI
まず最初にAnthropic社のClaudeやOpen AI社のChat GPTは本当にデータを学習しているのでしょうか?
A. お使いのプランによっては、はい、使われています。
結論として、ChatGPTの無料・Plus・Proプラン、Claudeの無料・Pro・Maxプラン、はどれもデフォルト設定ではAIの学習に情報が使われております。
ただし、解決策もございますのでご安心ください。設定で「学習に使う」機能をオフにしてください。驚くほどシンプルですね。
企業規模の場合、ChatGPTのBusiness・Enterprise・Edu・APIアカウントやClaudeのEnterpriseプランなどはデフォルトで「情報を使わない」と約束されています。
え、なになに?「情報が使われていない保証はあるの」?
それはですね、、、わかりません‼
契約では守られているものの、情報の使用法の実態はこちら側では掴めません。仕方のないことですね。使わないといくら契約で記されていても、不安は残るものです。
「このライオン咬まないから撫でてごらん」と言われて信用できないのと同じですね。
ではどうするのか?新しい視点から見てみましょう。
Amazon社・Microsoft社のAI
Anthropic社やOpen AI社は勢いこそ凄まじいですが、世間的に見るとまだまだ歴の短い企業です。
ではAmazon社やMicrosoft社はどうでしょう?歴は長いし、実績もあります。信頼性も上がった気がしませんか?
例えるなら、野球を始めて半年の人と10年やっているベテラン選手みたいなものです。もし9回裏・満塁・ツーアウトの逆転のチャンスがあれば、私ならベテラン選手に代打を任せたいと思ってしまいます。つまり、Anthropic社・Open AI社に同じ情報が渡ってしまうのが不安なら、Amazon社・Microsoft社のようなベテラン選手に任せてみるのも1つの案ですね。
つまり、ClaudeやChat GPTを使うのではなく、同じAIでもMicrosoft CopilotやAmazon Quickを使うという事ですね。ご存じの方も多いMicrosoft Copilotですが、Amazonもまた、Amazon QuickというAIを提供しています。他のAIと同様に無料・Plus・Max、企業向けにはProfessional・Enterpriseと複数のプランがございますので、気になった方は是非一度調べてみてください。
つまり、要約すると
「データが渡ってしまうことは防ぎようがないけれど、MicrosoftやAmazonほど実績のある所だったら契約にある通りに約束を守ってくれるかもしれない」
とAmazon QuickやCopilotを使い、情報の転送先を変えてみることで、一つの選択肢になり得るかもしれません。
Amazon社・Microsoft社で使用するClaude・Chat GPTモデル
「Amazon QuickやMicrosoft Copilotはわかったけど、じゃあClaudeやChat GPTは使えないじゃん、、、」
ご安心を。なんとAmazon社・Microsoft社を経由して、他社のAIモデルを使えるシステムがございます。その名もAmazon Bedrock・Microsoft Foundryです!
両社がそれぞれ管理しているサーバー室にClaudeやChat GPTのモデルが存在しており、Anthropic社・Open AI社とは管理体制が違う場所から、Amazon Quick・Copilot以外のモデルも使えるようになる訳ですね。AIにも特色があり、それぞれの強みを活かしたい場合、Amazon QuickやCopilotに制限される必要性はないということですね。
ですが、Amazon Bedrock・Microsoft Foundryといったサービスでも、ClaudeやChat GPTモデルを使用しているわけですから、必ずしもデータが渡らないとは断言できません。
是非、大きな声で「どっちだよ!」とツッコんでください。
総括
長くなりましたが、いかがでしたでしょうか?
基本的なセキュリティ面、個人アカウントを使うことによって起こりえる機密情報漏洩の危険性など、気になる部分は絶えません。けど、使わないのももったいない。
明確な答えのないAIとセキュリティ問題ですが、本記事が、納得できる落としどころを見つけるお手伝いができていれば幸いです。解決方法が無いように思える問題も、少し視点を変えてみると新しい選択肢が生まれるのは、日常でも同じかもしれませんね。
「AI活用してみたいけど、色々と不安だなぁ。」と思われているそこのあなた!
Seeknet USAではAI活用について初回無料ヒアリングを実施しておりますので、少しでもご興味のある方は、お気軽にお問い合わせください。
以上、営業部の吉田でした!
吉田 吏希
※文中、意見に係る部分は、筆者の個人的見解であることをご了承ください。