【SNS最新動向】Threads広告とは?メディアとしての特徴やアメリカ市場での使われ方を解説
はじめに
皆さんはThreadsを利用していますか?
Threadsは2023年に、突如Meta社から登場したSNSです。新しいSNSが登場するとわくわくするのと同時に、どう使うのか、どんな人と繋がれるのか、そしてマーケティングとしてどう活用できるのかという悩みももありますよね。
そんなThreadsでも、2025年からついに広告が出稿できるようになりました。この記事ではそんな波に乗り遅れないように、ThreadsというSNSの特徴と、広告における特色をご紹介します。
そもそもThreadsとは?Twitter(X)の競合として登場
Threads(スレッズ)は、Meta社が2023年7月に発表したテキスト中心のSNSアプリです。Instagramチームが開発しており、ユーザーはInstagramアカウントでログインして、最大500文字のテキストやリンク、写真、5分以内の動画を投稿できます。Twitter(X)の競合として注目されており、米国市場でも急速にユーザーを増やしています。
Threads広告とは?Meta広告の新しい配信先
Threads広告は、Meta広告マネージャーを通じて配信できる新しい広告チャネルです。2025年4月から全世界に向けて提供されており、投稿者名の横に「Sponsored」や「広告」のラベルが付くことで通常投稿と区別されます。ユーザーが閲覧するタイムライン上に差し込まれる形で出稿され、Instagramとの抱き合わせでの出稿が必須です(2025年8月現在)。
カルーセル等には対応しておらず、画像や動画の下にリンクが表示されるカードのような形での出稿形式となります。


アメリカでのThreadsの立ち位置
Threadsはリリース直後に急速な成長を遂げ、リリースからわずか5日で1億人が登録しました。その後も順調に増加し、2025年8月時点で全世界の月間アクティブユーザー(MAU)は約4億人、1日あたりのアクティブユーザー数(DAU)は約1.15億人に達しています。米国市場でも利用者は増加傾向にあり、2025年には約3,390万人のMAUが見込まれています。さらに、Instagramのアカウントを引き継ぐことが前提とされるので、ユーザーの約75%が企業アカウントを1つ以上フォローしており、広告リーチの拡大が期待できます。
Instagramとの親和性とシナジー効果
ThreadsはInstagramと密接に連携しています。Instagramへの投稿時に、両プラットフォームに同時に投稿することができ、リール動画に関してはエンゲージメントが向上する傾向にあります。広告面でも既存のInstagram広告とクリエイティブを共通化できるため、運用負荷を最小化しつつ、新しいチャネルを活用可能です。
企業が知っておくべきメリットと課題
早期参入のブランド優位性
新興SNSの特性上、早期に参入することでブランド認知の拡大や競合との差別化が可能です。現時点では競合が少ないため、注目を集めやすいメリットがあります。また、ユーザーがアカウントを作成する際にInstagramでのフォローをそのまま引き継ぐことができるため、アカウントを作成しておけば、Instagramでのフォロワーがそのままフォローしてくれる可能性も高くなります。
広告配信の柔軟性とターゲティング精度
Threads広告はMeta広告マネージャーで運用可能で、Facebook・Instagramと同様のターゲティング、広告目的(リーチ、トラフィック、Webコンバージョンなど)が設定できます。また、インベントリーフィルターで広告周辺のコンテンツ安全度も調整可能です。
コンバージョンへの弱み
Threads広告では2025年8月現在、出稿場所もタイムラインのみと限定的で、さらにショッピング等との連携ができない、CTAボタンのカスタマイズができないなど、コンバージョンの部分でまだ弱いといえます。そのため、現在ではタイムライン上での認知の向上やWEBサイトへのアクセスといったことを目的として利用するのが現実的です。
どちらを選ぶべき?Instagram広告とThreads広告の比較
認知拡大ならThreads広告、CV狙いならInstagram広告
Instagram広告は、リールやストーリーズなど複数の広告枠があり、さらにCTAボタンのカスタマイズなどコンバージョンに強みがあります。一方、Threads広告はテキスト中心の投稿で会話型のSNSに特化しており、認知拡大や新規ユーザーの拡大、早期参入としての優位性の獲得などに適しています。
Meta広告マネージャーでの一元管理の強み
Threads広告は既存のFacebook/Instagram広告と同じ広告マネージャーで運用可能です。既存キャンペーンへの追加も簡単で、クリエイティブを共通化できるため、運用負荷を大幅に軽減できます。そのため、「まずはやってみる」がとてもやりやすい広告です。
よくある質問
Q:Instagram広告と同じターゲティングは可能?
A:可能です。
既存のMeta広告のターゲティング設定(地域、興味関心、カスタムオーディエンスなど)が活用できます。
Q:広告配信コストは高い?
A:現時点では競合が少ないため、比較的低コストで配信可能です。
キャンペーン目的やターゲティング次第で柔軟に調整できます。
まとめ:SNS運用の選択肢としてThreadsをどう位置づけるか
Threads広告は、Instagram広告やFacebook広告の補完チャネルとして活用可能です。認知拡大や新規チャネル開拓を狙う企業にとって、今後のSNS戦略で押さえておきたい選択肢です。
さらに、広告が提供されはじめて3か月と、まだまだ先行優位を狙えます。企業競争力にも直結するので、まずはテスト的にでもThreads広告を出稿してみてはいかがでしょうか。
seeknet USAでは、日米市場に最適化したSNS広告戦略を支援
seeknet USAでは、InstagramやFacebook広告との連携を含め、日系企業が米国市場で効果的にSNS広告を運用できる戦略立案をサポートしています。
Threads広告を含めた最新チャネル活用もご相談ください。
二宮 郁花
東京の広告代理店での営業経験を活かし、マーケティングチームで企業様へのご提案やSNS運用を担当しています。横浜出身ですが海より山が好きで、大学時代はワンダーフォーゲル部として南アルプスや北アルプスに登っていました。今でも日本の緑がとても恋しいです。