サイト訪問者を動かす!成果を出すCTA設計のコツと日米比較
目次
1. CTAとは?
2. 日米のCTAにおける考え方の違い
3. ゴールから逆算してCTAを考える
4. 日米サイト比較:SONY
5. おわりに
CTAとは?
まずは、CTA(Call to Action)について簡単に説明します。
CTAとは、サイトなどの媒体で「訪問者に行動を起こさせるための呼びかけ」を指します。具体的には「資料ダウンロード」や「無料トライアルを始める」といった表現が該当します。
CTAは、サイトの目的を達成するための鍵となる要素です。適切に設置することで、訪問者が次にどのような行動を取れば良いのかを明確にし、訪問者が迷わず目的のアクションにたどり着ける導線を作り出すことができます。
日米のCTAにおける考え方の違い
日本のCTA
日本では文化的背景も影響し、「控えめ」かつ「慎重」なアプローチが一般的です。
例えば、「まずお試しください」や「お得な情報はこちらから」といった言葉や、ボタンの近くに簡単な説明文を添えることで、訪問者が安心して行動できるよう工夫されます。共感を求めるページ構成がメインです。
アメリカのCTA
一方、アメリカでは、いかに明確に行動を促すかが重要視されます。
例えば「Try Now」や「Contact Our Sales」など、行動を明確に指定する表現が使われます。デザインについても、CTAの行動を想起するようなビジュアルを使用するケースが多い印象です。
さらに、アメリカのCTAは緊急性を強調することが特徴的。「○○までの限定オファー」といった表現が一例として挙げられます。
また、ボタンのサイズや色も視覚的に目立つように設定され、訪問者の目線を引きつける工夫がされています。
ゴールから逆算してCTAを考える
CTAを作成する場合、まずゴールを明確にすることが重要です。
例えば、商品の購入が目的であれば、CTAとなる購入ボタンの色や配置、そしてそのボタン文言が大きな影響を及ぼします。
さらに、ユーザーの行動を促すために、信頼性を高める証拠(例:お客様の声)をCTAを提供する前に配置し安心感を与えるといった工夫もいいですね。
また、導線の設計も考える必要があります。訪問者がゴールとなるアクションにたどり着くまでの過程をスムーズにし、クリック数を最小限に抑えることで、離脱率を減らすことが可能です。
たくさんCTAがあってもゴールまでの道のりが長いと、「もういいかな…」となってしまいサイトから出て行ってしまいます。行動させる回数が多ければいいということではないですね。まずは点(ゴール)を決めてから適切な線(誘導プロセス)の長さを考える必要があります。
訪問者の特性をできるかぎり明確にすることが、サイト設計を考える上で非常に大事だなと業務を通して日々感じています。
日米サイト比較:SONY
日米のCTAの違いを、SONYを例に見てみましょう。

ソニー製品情報・ソニーストア – ソニー (閲覧 1/24/2025)
日本SONYの販売サイトでは、ファーストビューでは直接的なCTAは控えめな印象でした。
恐らくSONYサイトに直接くる訪問者は、SONY製品のファンや他のメーカーと比較検討している、購入するまでの期間が比較的短い方が多いかなと思います。ですので、「今すぐ買ってください!」より、「こんなものもありますよ」と情報提供寄りの見せ方になっています。

Sony Electronics – Televisions, Audio, Cameras, Mobile, Video Cameras (閲覧 1/24/2025)
一方、アメリカ版では「Special Discount」「Save up to 35% off」「Easy Return」など、購入メリット重視のCTAで構成されています。デザイン面でもメリハリがあり、アイコンや画像、大きめのテキストが使用され、訪問者に即座に行動を促す構成になっています。
おわりに
CTAは、サイトでのゴールを達成する上で重要な要素です。
日本では共感を意識したアプローチ、アメリカでは明確に行動を促すところに違いがあることを理解することで、訪問者に対し効果的な表現を考えるヒントになればと思いご紹介しました。
ただサイト上での「いいCTA」はすぐわかるものではないので、テストを繰り返し行い、訪問者の反応に応じてCTAを最適化していくことも忘れないようにしましょう!
日下部 駿
オンラインマーケティング部にてWebサイト制作の進行管理を担当しております。変化の激しいWeb業界ですが、新しいものと出会える機会が多くとても楽しいです。新卒からずっとWeb業界に従事しています。 現在はWebデザインに関心があり、たくさんのサイトとにらめっこする日々です。 趣味は家でゆっくり映画・配信視聴、音楽を聴くことです。 最近はK-popにどっぷりはまっています。 山形県出身で、地酒と芋煮、中華そばが大好きです。
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