Black Friday Sale

【2024年版】売り方が違う! アメリカと日本のブラックフライデーを比較してみた

Last Updated on 2024-11-22by Shun Kusakabe
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はじめに

もう2024年が終わりに近づいていますね。ロサンゼルスではすっかりホリデーシーズンの雰囲気が漂っています。

11月と言えば、サンクスギビング(感謝祭)とブラックフライデー。最近は社内でも「サンクスギビングの休暇はどう過ごす?」「ブラックフライデーで何を買う予定?」といった会話で盛り上がっています。

特にブラックフライデーは、ここ数年で日本でもすっかりお馴染みのショッピングイベントになりましたよね!

ただ、実は日米では同じ「ブラックフライデー」でも、その特徴や盛り上がり方に違いがあります。

今回は、現地在住者ならではの視点で、アメリカと日本のブラックフライデーの違いを具体的な事例とともにご紹介していきます。

 

ブラックフライデーとは?アメリカでの位置づけ

ブラックフライデーは11月最終週の金曜日、つまりサンクスギビングの翌日に開催される大規模なセールイベントです。

実は “ブラック” という言葉、元々は交通渋滞や混雑、万引き等を表すネガティブな意味でしたが、後に「売上が黒字になる」というポジティブな意味に変わったというエピソードがあります。

アメリカでは、このブラックフライデーでクリスマスプレゼントのお買い物をするのが一般的です。

ニュースでよく取り上げられる「目当ての商品を求めて殺到する買い物客」の映像、私は1度目撃したことがあります(笑)。どちらかといえば私はオンラインで済ませちゃう派です。

ブラックフライデーは1年を通して最も大きな値引きがされる時期です。お財布の紐も一番緩くなりますね。

ちなみに、ブラックフライデーの次の月曜日は「サイバーマンデー」として、オンラインショップを中心にディスカウントが実施されるのも、最近では定番になっています。

 

日米比較のポイント

今回の比較は、実店舗系とEC系それぞれの特徴を見ていきます。

実店舗では積極的にブラックフライデーセールを開催しているイオンモールと、店舗とオンラインをうまく使い分けるTargetをピックアップ。一方でECは日米アマゾンを比較していきます。

具体的には、以下の項目に注目して分析してみました。

  • セール期間の設定
  • プロモーション手法の違い
  • ウェブサイトの構成と見せ方
  • 具体的なキャンペーン内容

 

実店舗系の比較

【イオン】日本流の「お祭り」スタイル

AEON MALL BLACK FRIDAY

イオンモール ブラックフライデー BLACK FRIDAY 2024 (閲覧 11/22/2024)

 

イオンの特徴は、実店舗での販促に重点を置いているところです。

2024年は11月22日から12月1日までの期間で実施され、以下のような特徴が見られました。

キャンペーンの特徴

  • 購入レシートを使用したプレゼント応募企画
  • 各店舗独自のイベント(アンパンマンショーや抽選会など)
  • 体験型イベントの実施

販売方法とプロモーション

  • 店舗販売中心のアプローチ
  • 生活に直結した商品ラインナップ。まとめ買い等ファミリー層寄り
  • イオンスタイルオンラインショップとの住み分けがはっきりしている
  • SNSではXを活用した積極的なキャンペーン告知

 

【Target】オムニチャネルの成功例

Target BLACK FRIDAY

Target Black Friday 2024 Deals & Ad (閲覧 11/22/2024)

 

一方、アメリカのTargetは店舗とオンラインのシームレスな連携が特徴的です。

またイオンとは違い、通常価格とディスカウント価格両方を載せて安さを前面に出しているところが印象的でした。

キャンペーンの特徴

  • 11月7日から9日まで「Early Black Friday deals」を実施
  • 11月21日にセール商品をフル公開
  • ブラックフライデー当日11月29日は朝6時から営業
  • クリスマスイブまで継続的にセールを実施

販売方法とプロモーション

  • 店舗購入の他、オンライン購入の選択肢がある(ストア受取・店舗からの即日配送・通常配送)※通年で提供
  • 家電やPC関連、おもちゃ等、ギフト系を中心としたラインナップ
  • メンバーシップcircleの割引
  • 割引以外でのイベントは特になし
  • Xでは2024年以降の更新は無し。Instagramではちらっと告知している程度でそこまでSNSに力をいれていないようです

 

EC系の比較

【日本Amazon】ポイント還元・ブラックフライデーの認知強化を重視

Amazon ブラックフライデー 2024 | さぁ、ビッグセールで最高のご褒美を (閲覧 11/22/2024)

 

日本のAmazonは、ブラックフライデーの日本市場への浸透を意識した展開を見せています。

  • 11月29日から12月6日まで開催
  • dポイントとの新規連携キャンペーンを初めて実施(エントリーすると購入額の10%がdポイントで還元)
  • ポイントアップ還元は最大12%
  • 有名人を起用したプロモーション
  • イルミネーションイベントの実施(11/22~24)

サイトでは、一部の対象商品が公開されていました。ディスカウント価格はキャンペーンを開始しないと表示されないようです。

本記事の作成時はまだセール前だったので、29日からページの内容が変わるかもしれません。

 

【アメリカAmazon】価格訴求を重視

米国Amazon BLACK FRIDAY

Black Friday Deals 2024 | Amazon.com (閲覧 11/22/2024)

 

対して、アメリカのAmazonは「より安く、より早く」を全面に押し出しています。

  • 11月21日から29日までの集中開催
  • トップページから値引き額を強調
  • ヘッダーメニューからもブラックフライデー対象商品一覧へ行くことができる設計に
  • アフィリエイト経由の集客が多い印象

 

まとめ:見えてきた日米の違い

比較してみると、日本のブラックフライデーは「お祭り」的な要素が強く、イベント性を重視している印象です。ポイント還元や特典といった、日本の消費者が親しみやすい形での展開が特徴的でした。

一方、アメリカでは「より安いものを、より早く手に入れる」という本来の割引セールとしての特性が色濃く残っています。特に、値引き額の明確な提示やセール情報の早期公開など、消費者の購買判断をサポートする取り組みが目立ちます。

今後も、それぞれの市場特性に合わせた展開が続いていくものと予想されます。

特に日本でのブラックフライデーがどのように変化していくか気になりますね。今後も比較していきたいと思います。

それでは、Happy Thanksgiving!

 

 


参考

Target, Target Kicks Off Holiday Savings with Early Black Friday Sale Plus Daily and Weekly Deals, https://corporate.target.com/press/release/2024/10/target-kicks-off-holiday-savings-with-early-black-friday-sale-plus-daily-and-weekly-deals, (閲覧 11/22/2024)

プラスデジタル, 2024年のAmazon ブラックフライデー詳細発表。目玉商品が一部公開に, https://news.mynavi.jp/article/20241122-3069716/, (閲覧 11/22/2024)

USA TODAY, It wasn’t always the biggest shopping holiday of the year. Why is it called Black Friday?, https://www.usatoday.com/story/news/2024/11/13/why-is-it-called-black-friday/76111699007/, (閲覧 11/22/2024)

『参考: amazonのブラックフライデーとは?開催時期や期間は? | 株式会社CARDS』
https://cd-s.co.jp/blog/amazon_blackfriday/

 

 

 

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日下部 駿

オンラインマーケティング部にてWebサイト制作の進行管理を担当しております。変化の激しいWeb業界ですが、新しいものと出会える機会が多くとても楽しいです。新卒からずっとWeb業界に従事しています。 現在はWebデザインに関心があり、たくさんのサイトとにらめっこする日々です。 趣味は家でゆっくり映画・配信視聴、音楽を聴くことです。 最近はK-popにどっぷりはまっています。 山形県出身で、地酒と芋煮、中華そばが大好きです。

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