コカ・コーラが誰にでも親しまれ続けてきた理由をマーケティングの側面から解き明かします!
今回は、コーラを愛してやまない稲垣が、今までずっと人生を共に歩んできたコーラをマーケティング的な側面でご紹介していきます!
皆さんも、きっと海外でカルチャーショックを受けるような飲み物に遭遇されたことがあるのではないでしょうか。そんな中、世界中どこでも同じデザイン、同じ風味で、誰でも味の想像がつき、安心して飲めるコカ・コーラってすごいと思いませんか!?皆さんも旅行先などで知らない飲み物ばかりの中、間違いのないコーラを選択した、なんてこともありますよね。そんな抜群の認知度を誇るコカ・コーラですが、それは決して偶然起こったことではありません。
コカ・コーラがどのように世界中の人に愛される飲み物になったのか、その秘密とはいったい?今回は特に以下の2つのポイントに注目したいと思います!
ユニークな販売戦略
元々コカ・コーラが薬だったなんて噂を聞いたことがある方もいるかもしれません。その詳細は割愛しますが、実際にコカ・コーラは薬用酒として開発されたものが偶然炭酸水と混ざったことで生まれました。偶然で素晴らしい発明があるのはよく聞きます。しかしここで最も重要なのはコカ・コーラは自社で原液を製造することに集中、ボトリング(炭酸水と割って製造)をしてくれる会社を募り、権利を販売しました。要するにコカ・コーラは自社の根幹となる原液を提供、あとは現地で製造を行い、今で言うところのフランチャイズシステムを活用しました。そうすることでコカ・コーラは消費者に一番近いところで製造、販売、コストを抑えることもでき、全米で手頃な価格で様々な方に広がり、愛飲者が増えました。次のブランディングの一貫性にも関連しますが、コカ・コーラは製品の品質とブランディングに重きを置くことで圧倒的なプロダクトを持って、世界中からフランチャイズを求められるような飲み物になったのです。
余談ではありますが、それだけのプロダクトを持つコカ・コーラが“New Coke”を1985年にレシピを変えた際に消費者から猛反発を受け、わずか79日でレシピを戻すことになったとか… それだけ消費者は従来のコーラに根強い愛着があったとも言えます。
ブランディングの一貫性
コカ・コーラでは何よりもブランディング、マーケティングに注力してきた企業です。その中で特に光るのが一貫性を持ったブランドコンセプトです。
皆様もご存じかもしれませんがそのコンセプトは“Sharing”、“Happiness”、“Refreshment”です。これらを明確に伝えるメッセージを多種多様な文化に発信してきました。さらに加えて“Think Global, act local”という考え方があり、グローバルで一貫したコンセプトの中で色んな文化や地域で共感されるようなキャンペーンを現地で実施してきました。その中でも”HillTop”という有名な広告がありました。
最近では意識されることが当たり前になっている多様性などを真っ先に取り入れ、包容力や体験の共有などをコンセプトにした広告でした。
色んな文化や地域で共感されるようなキャンペーン、という観点で言うと、クリスマスやオリンピック、スポーツなどみんなが一体となるようなイベントにコカ・コーラを見かけます。そのような機会で意識的に常にメッセージを発信してきたコカ・コーラは他の飲み物と比較しても、前向きなエナジーや一体感、幸福を想起させるようにすることでコンセプトを消費者に伝えてきました。
その他にも変わらない真っ赤なロゴや“Open Happiness”、“Tasting The Feeling”などの有名なタグラインの数々、当時では革新的だったボトルデザインなど、色々な施策を持って世界中の人が誰でもパッと見ただけでコカ・コーラと分かるような抜群の認知度を獲得しました。今回はコカ・コーラが愛される理由となった一部を紹介しましたが、他の施策はまた今後別の記事でお話します。ご拝読有難うございました。
稲垣 義高
常にお客様が何を求めているのか、課題・解決したいことが何かを理解できるよう努め、ニーズに合ったご提案、納品物を提供できるように心がけております。 インハウスに多様なスキルを持ったメンバーがいるオンライン事業部だからこそ提供できる価値があります。日々目まぐるしく変わるIT業界で多くのお客様からも刺激を頂き、お客様のお役に立てるようこれからも精進していきますので宜しくお願いします!