アメリカで夏と言えばBBQ!・・・なぜこんなに人気?アメリカのBBQ四天王とは?
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7月も中盤を過ぎ、、、いよいよ夏本番って感じですね。アメリカでは、夏といえばBBQ!みたいな風潮がありますよね。なんかアメリカにいる人たち、BBQやたら好きじゃないですか・・?笑
ということで、アメリカの方々がBBQをなぜこんなに好きなのか、探ってみました。
BBQがアメリカ文化で人気な理由
アウトドア好き
広い庭・公園がある → 外で料理するのが自然
週末や祝日に家族・友人と集まる習慣がある「ホスト文化」
BBQは「自宅に人を呼ぶイベント」にぴったり
アメリカでは「うちに来なよ」が気軽なことが多く、BBQが社交の手段に肉好き・スモーク文化
地域によって「BBQの流派」がある(テキサス・カロライナ・カンザスシティなど)
スモーク・低温調理・独自ソースなど、こだわりが深いDIY精神にマッチ
自分で火を起こして、肉を焼いて、工夫する=アメリカンDIY魂に通じる
グリルの種類やスモーカーなど道具にもこだわる祝日との相性
- 独立記念日(7/4)
- メモリアルデー(5月末)
- レイバーデー(9月頭)
アメリカではBBQは個人が友人と集まって楽しむだけではなく、それぞれの地域スタイルを継承したBBQレストランが各地に数多く存在しています。さすがアメリカですね、、では各地域で独自に発展を遂げたそれぞれのBBQスタイルを掘り下げていきましょう。
アメリカBBQの四天王とは?
独自の地域スタイルを確立したアメリカンBBQ四巨頭
テキサス(Texas BBQ)
特徴:とにかく牛肉、特にブリスケット(胸肉)!
- メイン肉:ビーフ(特にブリスケット)、ソーセージ、スペアリブ
- 味付け:塩・胡椒ベースのシンプルな「ドライラブ」
- 調理法:スモーク(長時間低温でじっくり)
- ソース:あっさり or そもそも「つけない」ことも多い
- スタイル:肉そのものの味を尊重、男前BBQ
セントラルテキサスでは“肉は神”扱いされてて、BBQ店に朝から行列できることも。
ノースカロライナ(North Carolina BBQ)
特徴:豚と酢!酸味命のバーベキュー
- メイン肉:ポーク(特にプルドポーク)
- 味付け:酢+唐辛子ベースのシャバシャバ系ソース
- 調理法:豚1頭を丸焼きにしてスモークすることも(Whole Hog)
- ソース:
- 東部(Eastern style):透明な酢ベース
- 西部(Lexington style):酢にケチャップを混ぜたもの
酸味とスパイスが効いててさっぱり。好き嫌いが分かれるが中毒性あり!
サウスカロライナ(South Carolina BBQ)
特徴:マスタードソースが決め手!
- メイン肉:豚(プルドポークやリブ)
- 味付け:マスタードベースの“イエローソース”が有名
- 調理法:低温スモーク
- ソース:いわゆる「Carolina Gold」と呼ばれるソース
これもまた独特で、辛子マヨ感覚。クセになる人も多い。
カンザスシティ(Kansas City BBQ)
特徴:なんでもアリの総合格闘技系BBQ!甘めのソースが命
- メイン肉:豚・牛・鶏なんでも。バーンエンズ(brisketの端)も人気
- 味付け:スパイスの効いたドライラブ
- 調理法:スモーク+最後にグリルでキャラメル化
- ソース:濃厚な甘辛ソース(ケチャップ+モラセス+スパイス)
全米BBQ大会のメッカ。BBQソースといえばこのスタイルが主流
番外編:メンフィス(Memphis BBQ)
- スペアリブが名物(ドライ or ウェット)
- 「ドライリブ」はソースを塗らず、スパイスだけで勝負
※画像はすべてイメージです。
※呼称等所説あります。
※過不足、誤り等あったら教えてください!
カリフォルニアBBQの特徴
それでは多国籍、様々な人々が行き交うカリフォルニアのBBQスタイルはどのような感じなのでしょうか。
サンタマリアスタイル(Central Coast BBQ)
カリフォルニア唯一の「本格流派」とも言える伝統的スタイル。
主にセントラルコースト(サンタマリア、サンルイスオビスポあたり)で発展。
- メイン肉:トライティップ(tri-tip)という牛肉の部位(お尻の部分)
- 味付け:ガーリック・塩・ペッパーなどのシンプルなドライラブ
- 調理法:赤オークの薪で直火グリル(スモークよりグリル寄り)
- サイド:ピントビーンズ、サラダ、ガーリックブレッドなど
肉は香ばしく、赤身でジューシー。ワインカントリーの文化とも相性抜群。
多国籍フュージョンBBQ(都市部)
ロサンゼルスやサンフランシスコなど都市部では、伝統に縛られずフュージョン系BBQが主流。
- 韓国風BBQ(カルビ、サムギョプサル)
- メキシカンBBQ(カルネアサダ、タコス仕上げ)
- ヴィーガンBBQ(テンペやポートベロマッシュルーム)
- アジアンBBQ(チャーシュー、ベトナム風グリル)
いわば「何でもアリ&インスタ映え重視」の進化系。
ヘルシー志向・オーガニック志向
- グラスフェッドビーフや地元産食材を使う店が多い
- 木材も「スモーク用チップ」を選び抜くこだわり派が多い
- 低糖質BBQやグルテンフリー対応も当たり前
カリフォルニアのBBQは「自由」と「多様性」の象徴。
いわゆるアメリカンなスタイルだけではなく、多様なスタイルがそれぞれ進化していて、いかにもカリフォルニアらしいですね。
BBQは個人で楽しむだけではなく、各地域のスタイルのBBQをお店で味わう、という選択肢も加えてみてはいかがでしょうか。
ではこれから夏本番、水分補給・塩分補給に気を付けて、BBQ等楽しみながら安全にお過ごしくださいませ。
橋本 直紀
ウェブデザイン周り、主にコーディングを担当する傍ら、メルマガ「編集部」一員として、ニュースレター「Seek-ten Times」冒頭のコラムを毎月執筆。 フィラデルフィアで生まれ(生まれただけ)、神奈川で育ち、東京の大学を卒業、その後ポートランド~LAと渡り歩く。色んな縁に巡り合ったものです。