【Figma新製品】CanvaやAdobe、ノーコードツールと本気で勝負?注目の4大アップデート解説!

【Figma新製品】CanvaやAdobe、ノーコードツールと本気で勝負?注目の4大アップデート解説!

Last Updated on 2025-05-09by Shun Kusakabe
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はじめに

2025年5月6日〜8日にかけて、サンフランシスコで開催された「Config 2025」にて、デザインツールFigmaが新たに4つの新製品を発表しました。今回のアップデートは、デザイン業界で定評あるAdobeや、手軽さが売りのCanva、さらに近年注目を集めるノーコードツールに対抗するほどのインパクトがあります。

「Figma Draw」はIllustratorに近いベクター編集機能を持ち、手書き感覚でデザインが作れる新ツール。「Grid Layout」はデザイン制作のレイアウトを効率化する新機能。「Figma Buzz」はマーケティング担当者向けに作られた、大量コンテンツ制作を容易にする機能。そして特に注目の「Figma Sites」は、ノーコードで直接Webサイトを制作・公開できる強力なツールです。

これら新製品の登場によって、今後のWebデザイン・マーケティング業界のトレンドや制作現場のワークフローが大きく変わる可能性があります。特に自社内での効率的なコンテンツ管理やデザインの統一、コスト削減を検討する企業にとって見逃せない内容です!

 

Figma最新アップデート詳細

■Figma Draw|Illustrator不要?手書きデザインが効率化

【Illustratorとの違い】Figma Drawのメリットとデメリット

新登場の「Figma Draw」は、Illustratorのようなベクター編集機能をFigma内で実現できる画期的なツールです。Illustratorが多機能ゆえに初心者には複雑だったのに対し、Figma Drawは機能を厳選しており、直感的で初心者にも扱いやすくなっています。特に簡単な図形作成やロゴデザイン、手書き風のイラスト作成には十分すぎるほどの性能です。

一方、複雑なブラシ表現や精緻なイラストなどのプロ用途においては、Illustratorがまだまだ使いやすいです。Figma Drawは現段階では、シンプルなデザイン制作の効率化を目指したツールという位置付けのような印象です。

【iPadユーザー注目】Figma DrawがiPadで使えたら、さらに快適に?

現時点ではまだ公式なリリース情報はありませんが、Figma DrawがiPadで使えるようになれば、手書きデザインの利便性が大きく向上すると期待できます。これまでFigjamのiPad版では、手書き描画がやや不自然で使いづらいという課題がありました。もしFigma DrawがiPad対応すれば、ベクター形式のスムーズな描画が可能となり、外出先や打ち合わせの場で直感的かつスピーディにデザイン案を作成・共有できるので非常に魅力的です。今後のFigmaからの正式発表が待たれます。

 

■Grid Layout|Webデザイン制作がもっと直感的に

【FlexboxからGridへ】レイアウト作成の新常識

これまでFigmaのレイアウト作成は主にFlexbox形式の「Auto Layout」が中心でしたが、今回の新製品「Grid Layout」の登場でデザイン制作が一段と直感的に、そして効率的になりました。Flexboxは要素を一方向にしか配置できなかったため、複雑なグリッドレイアウトを作るには複数のAuto Layoutを組み合わせる必要がありました。しかし、Grid Layoutでは横軸・縦軸を同時に管理できるようになり、複雑なWebデザインも簡単に実現可能です。

これにより、初心者でも直感的に扱えるようになり、専門知識がなくても美しく整ったデザインを素早く作成できます。Web制作現場において、コーディングを意識した設計もシンプルに行えるため、デザイナーとエンジニアの連携強化や作業効率化にも繋がります。

【レスポンシブ対応】効率よく美しいデザインが可能に

また、このGrid Layout機能がもたらすメリットの一つとして、レスポンシブ対応の効率化が挙げられます。PCだけでなくスマートフォンやタブレットなど、複数の端末向けのデザインを作る際、グリッド機能を使えば各ブレイクポイントにおけるレイアウト調整が容易になります。最近のFigmaでは画像管理機能も強化されているため、グリッドと組み合わせることで画像を含む多彩なコンテンツも美しくレイアウト可能です。

企業のマーケティング担当者や広報担当者にとって、効率的なコンテンツ更新やデザイン統一が容易になることで、社内外のコミュニケーションをより円滑に行えるようになるでしょう。

 

■Figma Buzz|マーケティング担当者必見の時短ツール

【ブランド統一】誰でも簡単に編集・更新できる仕組み

今回のアップデートで発表された「Figma Buzz」は、マーケティングや広報担当者が特に注目したい機能です。Buzzを使えば、Figmaで作成したデザインをテンプレート化し、編集できる箇所を限定することが可能になります。これにより、ブランドガイドラインを厳守した形で、非デザイナーでも簡単にコンテンツの更新や作成が行えます。

また、あらかじめ用意されている豊富なBuzzテンプレートを利用することで、初心者でもすぐに美しく統一感のあるコンテンツ制作が可能となり、チーム内でのデザイン品質を一定に保つことができます。ノーコード感覚で簡単に使えるため、社内でのコンテンツ更新のスピードが大幅にアップし、業務の効率化にも貢献します。

【AIとスプレッドシート連携】大量制作も簡単に実現!

Figma Buzzのさらに画期的な特徴は、AI活用とスプレッドシートとの連携機能です。事前にスプレッドシート上に記載した情報をFigma Buzzテンプレートに自動で流し込むことができるため、大量のSNS投稿や広告バナーなどを一括で作成可能にします。

さらにAI機能を使えば、キャッチコピーや文章表現の提案まで行ってくれるため、マーケティング担当者の作業負担を大幅に軽減します。WebマーケティングのキャンペーンやSNSプロモーションなど、大量かつスピーディなコンテンツ作成が求められる現場にとって非常に頼もしいツールとなると思います。

 

■Figma Sites|ノーコードWeb制作の本命登場?

【制作工程を大幅削減】Figmaで直接Web公開が可能に!

今回の発表で最も目に留まった「Figma Sites」は、ノーコードで直接Webサイトを構築・公開できる画期的な新ツールです。これまでFigmaでデザインを作成した後、別のプラットフォームへインポートしたり、開発者モードを使ってコーディングする必要がありましたが、そのプロセスを大幅に短縮。デザイン制作からサイト公開までが、Figma上だけで完結できるようになります。

さらに、PC、タブレット、モバイルといった各種デバイスのブレイクポイント設定や、アニメーションをクリック操作だけで簡単に適用可能。制作スピードを飛躍的に高めるだけでなく、初心者でも簡単に高品質なWebサイトを制作できる環境を整えています。

【企業利用は?】気になるSEO・セキュリティ・運用面の課題

一方で、Figma Sitesが企業の公式サイトや大規模なマーケティングサイトで実際に利用できるかどうかについては、まだ不明確な部分もあります。具体的にはSEO対策、セキュリティ対策、ページ読み込み速度、フォームやCMS機能、外部ツールとの連携、修正履歴やバージョン管理といった面で、まだ多くの疑問が残ります。

これらの点については、今後Figmaが正式に詳細を発表する予定です。今後の情報は随時チェックしていきたいと思います。

 

■Figma Make|AIがプロトタイプ作成をサポート

【デザインが即プロトタイプに】制作フローを短縮

新たに登場した「Figma Make」は、AIを活用してプロトタイプ制作を自動化する驚きの新機能です。Figmaで作成したデザインデータを基に、AIが瞬時にWebサービスやアプリのプロトタイプを構築します。これまで手作業で画像やレイアウトの微調整を繰り返していたプロトタイピングのプロセスが大幅に効率化され、デザイナーやマーケティング担当者の作業負荷が劇的に軽減されます。

また、AIが自動生成したプロトタイプはWebブラウザ上でリアルタイムに確認可能。すぐにクライアントやチーム内でのフィードバックを受けることができ、プロジェクト全体のスピードアップにも貢献できそうです。

Figma Makeの機能は単なるプロトタイプ生成にとどまりません。画像の差し替え、余白調整、さらには実際のコード生成まで幅広く対応しています。これにより、デザイナーはデザインに集中し、AIが細かな調整や繰り返し作業を担うという効率的な制作スタイルが可能になります。

 

まとめ

Figmaの進化を味方に。ノーコード・マーケティングの効率化で、ビジネスを加速させよう!

今回Figmaが発表した新製品は、Webデザイン、マーケティング、ノーコード制作といった各分野において、大きな進化を感じさせる内容でした。Draw、Buzz、Sites、Make、そしてGrid Layout。いずれも業務の属人化を防ぎ、効率よくクオリティの高い成果物を生み出すための強力なツールとなりそうです。

とはいえ、すべての企業にとって「導入してすぐに効果が出る」わけではありません。新しいツールを自社にどうフィットさせるか、運用においてどこまで内製化し、どこから外注とするかなど、見極めが求められます。特に「Figma Sites」や「Make」などは、現時点では企業活用の実例がまだ少ないため、実際の導入は段階的に進めるのが現実的かと思いました。

Seeknet USAでは、こうした最新ツールを活用したノーコードWebサイト制作・運用支援も行っております。ぜひお気軽にご相談ください。

 

 

 


参考ページ

 

 

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日下部 駿

オンラインマーケティング部にてWebサイト制作の進行管理を担当しております。変化の激しいWeb業界ですが、新しいものと出会える機会が多くとても楽しいです。新卒からずっとWeb業界に従事しています。 現在はWebデザインに関心があり、たくさんのサイトとにらめっこする日々です。 趣味は家でゆっくり映画・配信視聴、音楽を聴くことです。 最近はK-popにどっぷりはまっています。 山形県出身で、地酒と芋煮、中華そばが大好きです。

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