コロナ禍を経て私たちの生活は大きく変化しました。特に、密を避けるためのMaaS(Mobility as a Service)の領域で「ドアtoドア」の移動サービスや配達サービスが非常に増えたことが実感できると思います。上記のサービスの発達により現在欧米各国の企業達の間でこの『路肩』を巡る争奪戦が繰り広げられているのを皆さんはご存じでしょうか?
ではなぜ『路肩』が現在多くの企業の注目を集めているのか考えてみます。 例えば送迎車両や配達車両は、顧客からのオーダーがあればできるだけ近くの場所に車両を待機させたいと思うでしょう。 また最近では電動キックボードの普及により、これらのポートとしての活用も増えてきています。これらのような新たな『路肩』の用途が時代背景によって増えていったことが要因だとされています。 これを各国の有力IT企業は好機と捉えました。特にGoogleは近年都市開発(スマートシティ)に多額の投資を行っており、なんとその矛先は『路肩』に向いたのです。
また、すでに時間帯によって料金を変える『ダイナミックプライシング』の試み、スマートフォンによって駐車場空き情報の確認、駐車場予約、決済など駐車マネジメントはデジタル化がすでに浸透してきています。スマートパーキング化によって、『うろうろ運転』が削減され、それによって引き起こされる渋滞、事故を防ぐことも可能でしょう。
これらの取り組みはスマートシティ構築のための先駆け的取り組みになっていくでしょう。自動運転による配車サービスや宅配サービスを更に本格的に普及、加速していくためのトリガーとして、『路肩』の価値は高まっていくことは明白です。