カリフォルニア州議会上院、下院の両委員会でスパイウェア対策法案2件、SB1436、AB2787
法案が承認を受けました。最近行われた調査によると、ユーザーの知らないうちにコンピュータ
に搭載されている監視ソフトの数は、平均28前後にものぼることが判明しているとのことです。
今月4日に上院の司法委員会で承認されているSB1436法案が成立すれば、カリフォルニア
州では、ユーザーへの告知なしに州内のコンピュータにスパイウェアをインストールした場合、
100ドルの罰金が科されることになります。またAB
2787法案では、不正プログラムのダウンロー
ドを介し、ユーザーの同意なしにユーザーのコンピュータを使用することが禁じられています。ま
た、ユーザーに不正プログラムをアンインストールさせないよう設計したソフトウェアも違法とし、
さらにはソフトウェアの目的と無関係なユーザー情報を無断かつ不正に収集する、いかなる行
為も禁じるとのことです。このAB 2787法案が成立すれば、消費者は不正商行為を取り締ま
る州法に基づき、違反者相手に損害賠償の訴訟を起こすことができると言われています。
しかし、これでスパイウェアに対しての警戒心を緩めていいと言うわけではありません。上の法
案にも書かれているように、「ユーザーへの告知、許可、同意等がないのにスパイウェアをイン
ストールするのはいけない」のであって、「利用許諾契約に書いてあってもダメ」とは言っていま
せん。ソフトの利用許諾契約に、情報を収集することなどが明記されているケースも多く(つま
り、情報収集と引き換えにソフトの機能を提供している)、その場合ソフトからスパイウェアをな
んらかの方法により外して使用すると逆にユーザー側が利用許諾契約違反になりかねません。
ちなみにスパイウェアは今までのウィルス対策ソフトで検出できませんが、Norton Antivirus
2004、Norton Internet Security
2004にはスパイウェア検出機能を加えているそうです。